人気漫画の長編化について。
今回は僕の大好きな漫画についての話を少し。
週刊少年ジャンプを読んで育った僕はとにかくドラゴンボールとワンピースが好きだ。
僕の人生の半分以上は、鳥山明先生と尾田栄一郎先生で出来ていると言っても過言ではない。
しかし僕には、舞空術も悪魔の実もないわけで。
だから漫画を読むしかないのだ。
僕が買い揃え始めた最初の漫画は、何を隠そう『ワンピース』だ。
当時小学生だった僕は、両親に頼み込み単行本の発売日にはいつも最新巻を購入していた。
10巻近く揃う頃には、僕の机の一箇所を占領するようになった。
20、30巻揃う頃には、教科書を置いていた本棚を占領するようになった。
40巻近く揃えた時は、始めて漫画用の本棚を買って貰った。
そして50巻を超えた辺りで僕は思った。
え?長過ぎじゃね?あと俺成人してるくね?
そう、ワンピース連載当時から単行本を買い続けてきた僕は、ルフィがグランドライン前半でノタノタやってる内に、成人してしまったのだ。
そして現在、30歳をとっくに過ぎているのだが、ワンピースは現役で集めている。
もうすぐ100巻に到達する勢いだ。
大好きなワンピースはこれからも続いて欲しいと言う気持ちで一杯なのだが。
ここで良く言われるのが、人気漫画の長編化である。
余りにも長過ぎて、新しくファンになった方が単行本を揃えにくいのだ。
ワンピース面白いなぁ、単行本揃えそうかな、みたいな軽いノリでは揃わないのだ。
これはワンピースに限った事ではない。
他の人気漫画についても同様で、昔に比べると明らかに長編化してきてるのは間違いない。
しかし僕は思うのだ、この漫画の長編化は決して間違いではないと。
確かに今からワンピースを全巻揃えようと思えば、数万円かかるのかも知れない。
しかし、それぐらい1週間もバイトすれば余裕で出せると思うのだ。
スポーツでも道具にお金がかかるの事が多いし。
それぐらい夢中になれる漫画なら買ってそんはない。
◯巻で終わってればとか、◯◯編で終わってればとか良く聞くが、僕はそれには賛成出来ない。
漫画は人生と同じで、楽しい時期と楽しくない時期があると思うのだ。
楽しくない時期で見限ると、その先が見れない。
それを乗り越えた先に楽しい未来が待ってるかも知れないのだ。
そしてその楽しくなかった時期も、後から振り返ると楽しく思えてくるかも知れないし。
長編漫画の人生を否定しては行けない。
良いところも悪いところも、全部引っくるめてファンであるべきだと思います。
僕はワンピースが200巻になろうが購入し続けようと思います。