【ボヤ記】お客様は神様なんだぞ!偉いんだぞ!って話

ボヤ記
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お客様は神様だろ?あぁん??

お前みたいなのが神様だからろくな世界じゃないんだろうな。

『お客様は神様』

 

どっかの偉い人が言ったであろう言葉。今の接客・サービス業の根本を成していると言っても過言ではない。

 

だがはっきり言って僕はこの言葉が嫌いだ。僕の仕事も対お客様業なので今回は『お客様とは?』って話。

お前が神様なら僕は何様なんだ

『お客様は神様だ』って認識のヤツが多いのは事実だ。

 

僕が普段仕事をしていても、そんな態度をとってくるヤツは大勢いる。自分よりも弱い立場だと分かるや否や、完全に上位に立ったかのような態度をとる。

 

僕は思う。これが本当に『神様』がとるべき態度なのだろうか?

 

『神』とは全知全能、人を遥かに超越した存在だと僕は認識している。

 

人が困難に直面した時、どうしようも無くなった時、最後の望みをかけて縋り付くのが『神様』だと思っている。

 

そんな『神様』が、自分のワガママが通らないからって人に文句を言ったり、威張り散らしたりするのだろうか?

 

そうなのであれば『神様』も暇なものである。

 

僕みたいな下級種族のところまでわざわざ足を運び、下々の民の態度を注意し、気分を害して型落ちの高級車で帰っていく。

 

偏った考え方を押し付け、偏見でものを言い、横柄な態度で威張り散らし、小銭を巻き上げて行く。

 

こんなのが『神様』なのであれば、神様とはホントにハタ迷惑なヤツだ。

 

こっちはもう間に合ってるから、世界の救われない子ども達を一人でも多く救ってやってくれ。神様とは実にめんどくさい。

 

・・・アレ?ってことは『お客様は神様』って言葉、実は『お客様はめんどくさいヤツ』って言ってるってことなのかな?

 

ならばなんとなくこの言葉は納得である。

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『神様』ってご近所さんレベルなの?

そもそもね、『神様』と表現される人が多すぎると思うのだ。

 

もうね、『お客様』すら『神様』にしてしまうと、どいつが本物の神様なのか分からない。なのでお店のドア開けて入って来る際には、

 

そう、私こそが本物の神だ。

 

と一言添えてから入って来てほしい。

 

僕は『神様』はピラミッドの頂点、つまりは人間の上にいるものだと思っている。

 

偉業を成し遂げた人も、卓越した技術を持つ人も、決して『神様』ではない。

 

本人達も、『神』と呼ばれたいから努力したり勉強したりした訳では無いと思うのだ。

 

彼らは『人類』として人を救いたい、人の役に立ちたいと努力した人達、つまり『偉人』という表現が正しい訳です。

 

それなのにやれ音楽の神様だ、食の神様だと、今や『神様』は各業界に10人や20人はいるレベル。

 

『神〇〇』『〇〇の神』など、簡単に使われ過ぎて神が渋滞を起こしている。

 

その辺の芸人さんやユーチューバーさんですら、中高生からすれば『神様』な訳で。

 

食べ物、飲み物ですら『神レベルと表現され。

 

これだけ世界中に『神』が溢れてて、世界が平和にならないのならもう人類に生き残る術はないんじゃないか?

 

仕事してくれよ『神様』達よ、困ってる人いっぱいいるぞ。

 

頑張ってお仕事している人達を、お前が困らせてどうするんだ『神様(お客様)』

 

なんかここまでくると『神』とか表現されても、正直『ご近所のあの子』レベルである。

 

アレ?こうなってくると『お客様は神様だぞ』って言われても大したことないんじゃね?

まとめ

まぁ何が言いたかったかと言うと、『お客様は大切な方なんだけど神様とまではいかない』って事。

 

大層な言葉ではあるが、なんだかんだ言っても結局世の中は『人と人』との信頼関係で出来ている。

 

くだらない態度をとってる人の周りにはくだらない仲間しかおらず、どこにいってもくだらないサービスしか受けれないのである。

 

気持ちのいいサービスを受けたいのならば、相手をその気にさせる態度をとれるのが本物の『神様』なのかも知れない。

 

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