【ボヤ記】自由研究で生き物の観察日記なんてやるものじゃない話

ボヤ記
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観察日記はまとめて書く

9割想像で書く

今年は夏休みが短縮されたりと大変でした。

 

さて、そんな夏休みの思い出と聞かれれば、何も楽しかった思い出ばかりではないと思います。

 

夏休みには楽しい休みと共に現れる『自由研究』と言う強敵がいます。

 

ドリルみたいな宿題はコツコツと進めていく事が出来るが、自由研究はなかなかどうしたものかそうはいかないのだ。

 

今回は、そんな『自由研究』に関する話。

観察日記の苦い思い出

あれは僕が小学3年生の夏休みの思い出。

 

当時はまだギリギリ虫は触れてたので、カブトムシやクワガタを捕まえていた。

 

夏休みの宿題で自由研究があったことを思い出した僕は、せっかくならばとカブトムシやクワガタの『成長の記録』を付けることにした。

 

意気揚々と観察用のカブトムシ狩りに出かけたのだが、その日に限って収穫は乏しく、クワガタが2匹とカブトムシのメスが1匹の計3匹しか捕まえる事は出来なかった。

 

はぁ・・・もう少し捕まえたかったな・・・

 

と落胆しながらも、僕はその3匹を虫かごに入れ、部屋の中で買うことにした。

 

翌日、観察日記をつけるために虫かごの元へと足を進めた。

 

おもむろに虫かごへ視線を落とすと・・・

 

ふぁっ!?ふ、増えてる!!!4匹になってるぅうううううううう!!

 

僕は興奮した。

 

昨日は確かに3匹しかいなかった虫たちが、朝起きたら4匹になっているのだ。

 

『出来ればもう少し捕まえたかった・・・』

 

そんな僕の祈りがが天に通じたのだと思い、思わずガッツポーズをとっていた。

 

僕は虫かごに顔を近づけ中を確認した。

 

2匹のクワガタが競うように高々と角を上げてる。←カッコイイ!

 

カブトムシのメスが地面からちょこんと顔を出している。←かわいい!

 

カブトムシのメスの体が地面でモゾモゾと動いている。←?

 

・・・・・・・・・ん?

 

僕は虫かごの中を、今一度確認した。

 

ん?1、2、3、4・・・ん?1、2、3、4・・・ふぁっ!?

 

僕は思わず虫かごから離れた。

 

そう、カブトムシのメスはクワガタによって頭と体に『分断』されてしまっていたのだ・・・

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混ぜたら危険を学んだ観察日記

もうね、しばらく見てましたよ、無残な姿になってしまったカブトムシのメス。

 

土の上でモゾモゾと動く体。

 

ピクリともしない頭。

 

とにかくめっちゃ威嚇してるクワガタ・・・

 

そうですね、クワガタのオスとカブトムシのメスなんて一緒のカゴで飼うものではないですよね。

 

そんなの陽キャの男性2人と自分の彼女の3人で旅行に行かせるようなもんですよ。

 

彼女が帰らぬ人になってしまうのは容易に想像がついた筈なんですよ。

 

似たような種族でもね、オスはオス、メスはメスなんですね。

 

結構ショックな出来事だったので、無難にアサガオの観察日記にすればよかったな何て幼心に思いましたが、今思えばこれもいい経験でした。

 

自分に子どもを育てる立場になった今、「カブトムシとクワガタは一緒に飼っちゃダメだよ」と教えることが出来るからです。

 

嫁に男2人と飲みに行くのはダメって言えるからです。←?

 

時代は変われど、夏休みの宿題に『自由研究』は高確率で出ます。

 

子どももやる気が無い為、自由研究は後回しになってしまいます。

 

しかし後回しになればなるほど苦労するのが自由研究ですので、なるだけ早めにやっつけるようにしましょう。

 

最悪、カブトムシとクワガタは共存不可説をまとめたレポートで乗り切る手も・・・

まとめ

今の時代、ネットで検索すればたくさんの自由研究の題材が転がってます。

 

YouTubeにもたくさんのネタがありますしね。

 

僕の幼少期もこれぐらい情報量を得られる時代だったならば、トラウマみたいな失敗をしなくて済んだのかもしれないのに・・・

 

首取れても生きてる虫ってすごいよね・・・

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