【売買の話】相続税・贈与税編①『誰が相続人なのか』って話

不動産の話
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僕に相続されることはあるのか?

誰が相続人かを確認しましょう

人は永遠には生きれません。自分を育ててくれた両親もいつかは亡くなってしまう時が必ずやってきます。

 

私たちの生活の中で切っても切れないものに『不動産』があります。

 

「自分たちが生まれ育った田舎の家、今は両親が住んでるが将来相続したらどうしよう・・・」なんて思ってる人も多いのではないでしょうか?

 

ある日突然、遠く離れた地の土地や建物を相続しなければいけない日が来るかも知れません。

 

僕は現役で不動産会社に勤めてます。

 

『不動産を売りたいのに売れない・・・』『もっと早くから相続の準備をしておけばよかった・・・』なんてお客さんだらけです。

 

「財産貰えるなら貰った方が得じゃない?」とお考えの方も多いでしょうが、相続や贈与にも『税金』がかかるんです。

 

「税金を考えていなかった・・・」なんて人もたくさんいらっしゃいます。

 

【相続・贈与】に関しての話と合わせて、相続に関する税金について書いていきたいと思います。

誰が相続人になるのか?

『相続人』

 

不動産にあまり興味が無い人でも聞いたことがある言葉でしょう。

 

ドラマとかで大体大富豪とかが問題になる奴ですね。

 

『親が残した莫大な財産の相続を目論む子供たち、しかし遺言書が見つかり・・・』みたいなドロドロした展開には定番のアレです。

 

ドラマで揉める原因となっていることが多いのが【法定相続人と実際の相続人は必ずしも一致しない】って事ですね。

 

キー!私が全財産を貰えると思ってたのに!グヌヌ・・・

ってヤツです。

 

ある人の死亡によってその財産を承継できる人は民法で定められており、それを『法定相続人』といいます。

 

しかし、実際に誰が財産を相続するのかは、『遺言』や法定相続人の『遺産分割協議』によって決まります。

 

したがって、法定相続人が必ずしも財産を相続するとは限りません。

 

この問題は何もお金持ちだけに限ったことではありません。

 

アナタには配偶者、お子さん、ご両親、ご兄弟がいませんか?

 

今パッとお顔が思い浮かんだ方、アナタにも十分『相続問題』が発生する可能性があります。

 

相続はいつ何時発生するか分かりません。

 

永遠に生きていられる人なんてこの世にはいませんからね。

 

しかるべき時が来たら必ず対応しないといけなくなります。

 

いきなりやってくる『相続』にあたふたすることが無いよう、事前に確認をしておくというのはとても大事な事になります。

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法定相続人となるのは・・・?

とは言ってもまずは『法定相続人』が相続の基本になりますので、そこを確認しておくことが大事です。

 

『法定相続人の確認』についての流れは簡単に表すとこんな感じです。

 

①配偶者、子ども、父母等は亡くなった人(被相続人)からみた続柄です。

②養子も子どもです。養子になった人は、養家と実家の双方の法定相続人になります。

③亡くなった人よりも先に子どもが死亡している場合は、その直系卑属(孫など)が、兄弟姉妹が死亡している場合は、その子ども(甥、姪)が法定相続人(代襲相続人)になります。

 

いろいろな条件はあったりするでしょうが、大体はこの流れで『法定相続人』が把握できます。

まとめ

まずは誰が相続人になるのか分からないことには協議しようがありません。

 

最終的には『専門業者』へ相談することになりますが、ある程度自分で知識をつけておかないと全然相続権無い人が出しゃばっててもしょうがないですからね。

 

逆に思いがけない相続人が現れる事もありますので、単純に長男だから全部貰えるなんて思ってると痛い目にあってしまいます。

 

常に考えておく必要はありませんが、誰にでもいつかは起こりえる問題でもあります。

 

元気な時に整理しておくことも大切かも知れませんね。

 

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