オヤジ狩りにも注意
それは個人的に対策して
『アドセンス狩り』
すんなり合格した人も、苦労して合格した人も、『Googleアドセンス』合格おめでとうございます。
これでようやくwebサイトの『収益化』が出来ますね。これで一安心・・・
ではないのが面倒なところですね。『合格』したと言っても気を抜けるようで気が抜けません。
今回は『Googleアドセンス』の天敵『アドセンス狩り(不正クリック)』の対策をまとめました。
『ソフト面・ハード面』の両方で厄介な『アドセンス狩り(不正クリック)』に対抗しましょう!
難しいことはないので、安心してサイト運営できるようしっかり対策しておきましょう。
アドセンス狩りとは?
中学生の時、ゲームセンターとか行くとカツアゲされないかビクビクしたものです。
ネットの世界にもそんなものがありまして、それが『アドセンス狩り』というものです。
『アドセンス狩り』とは、第三者がアナタのアドセンスアカウントを停止させようとする悪質な『イタズラ』のことなのですが・・・
その方法が、「アナタのサイトを訪れて、アドセンス広告を不正クリックする」という何とも地味な方法なのです。
「え?そんなことでアドセンスアカウントの停止になるの!?」と驚かれる方も多いでしょう。
そうなんです、たったこれだけの事であれだけ苦労して合格した『アドセンスアカウント』が停止や解除に追い込まれてしまうのです。
と言うのも、『Googleアドセンス』のルールの中に、以下のようなものがあります。
無効なクリックとインプレッション
パブリッシャー様がご自身の広告をクリックしたり、手動または他の方法で表示回数やクリック数を作為的に増やしたりすることは禁止されています。Google 広告のクリックは、ユーザーの純粋な関心に基づいて行われる必要があります。Google 広告を作為的にクリックまたは表示する行為は固く禁止されています。禁止されている行為には、反復的な手動のクリックや表示、クリックや表示を自動生成するツールの使用、ロボットや不正なソフトウェアの使用などがありますが、これらに限定されません。パブリッシャー様がご自身のサイトに表示される広告をクリックする行為は、どのような理由があっても認められません。
簡単に言うと、『自分で自分の広告をクリックしたり、他人にクリック依頼をしたりなど作為的にクリックを増やす行為』は許しませんよって事です。
ルール違反と判断されると、『アドセンス広告の停止』や最悪『アカウント閉鎖』になる場合もあります。
このルールを自ら破りに行く『自己クリック』は論外として、注意する点は『作為的にクリックを増やす』のところです。
このルールを逆手に取ったのがアドセンス狩りです!
『アドセンス狩り』は先に説明しましたが、勝手に訪れて何度も広告をクリックしていく行為な訳です。
・・・はい、これをGoogleが『不正クリック』だと判断しちゃうんですね。
通常は『アクセス数』に比例して『クリック数』が増えます。
普通は100アクセスで1~2クリックって感じです。
でもこれが、100アクセスで100クリックなんてなったら、Google側も「これおかしいんじゃない?」ってなる訳です。
まぁこれは極端な例ですが、この場合、Google側はアナタがクリックをお願いしたのかしてないのかの判別は出来ません。
あくまで客観的なデータに乗っ取り、「これはおかしい!」と判断すれば、それは『不正クリック』となってしまいます。
せっかく就職したのに、全く知らない誰かからイタズラされて会社をクビになんてなったら最悪ですよね・・・
「そんなことして意味あるの?」と思われる人も多いでしょうが、世の中には常識が通じない方もいるのです。
『アドセンスアカウント』を取得したばかりの初心者さんを狙った『アドセンス狩り』は非常に多いと聞きます。
「むしゃくしゃしてやった・・・」「嫌がらせしようと思った・・・」なんて理由で悪いことする人もいるのです。
妬みや嫉みってやつですね。ニュースでも良く見かけますね。
頑張ろうとしている人の足を引っ張るなんて・・・嫌な世の中です・・・
このように、いつアナタのサイトが『アドセンス狩り』に遭うか分かりません。
だからこそ、被害に遭う前に対策しておかなければならないのです。
自分の身は自分で守る、自分のサイトは自分で守れるようしっかりやるべきことはやっておきましょう。
被害に遭う前にやるべき2つの予防策【ソフト編】
それでは、『アドセンス狩り(不正クリック)』に有効な2つの『ソフト対策』をご紹介します。
①1日1回、アドセンス管理画面を確認
②SNSのやり過ぎに注意
どれもご自身の意識1つで行えるものなので、何も難しいことはありません。
日々のwebサイトやブログ作成時の『ルーティン』の1つにしてしまえば、特に手間をかけることなく自然に行えるようになります。
①1日1回、アドセンス管理画面を確認
「収入もないのに画面ばかり見るのは辛い・・・」という理由で管理画面を開かない人はいませんか??
『アドセンス管理画面』は、何も収入の有無だけをみるページではありません。
収入も大事ですが、本当に見るべきは『パフォーマンス』の部分です。
ここには『ページビュー』、『クリック数』と大事な項目がありますが、中でも注意しておくのが『ページCTR』になります。
ページビュー:webページが閲覧された回数
クリック数:広告がクリックされた回数
ページCTR:広告のクリック数をページビューで割った値
この『ページCTR』を毎日確認する事で、一早く『アドセンス狩り(不正クリック)』に対応することが出来るのです。
なんで「ページCTR」見るだけで対応できるんだよ?あぁん?
広告クリック率の異常に一早く気付くことが出来るよ
『ページCTR』は『1PV当たりの広告クリック率』を表しています。
例えば【広告クリック数:10回、ページビュー:1000PV】のサイトの場合だと以下のようになります。
『ページCTR』計算すると1%となり、このウェブサイトは「100PV毎に広告が1回クリックされてるんだ」と言う事が分かります。
一般的に『ページCTR』の平均は0.5~3%です。
100PVで50クリックなんて事が起きると、『ページCTR』は50%というとんでもない数字になります。
こうなると誰かが『不正クリック』を行っている可能性が非常に高くなりますよね。
『ページCTR』が異常か正常かを判断する基準は『5%超え』を目安にすると良いでしょう。
異常を発見した場合、自ら『無効なクリックの連絡フォーム』を利用し、Googleに通知することで、「私は被害者ですよぉ!悪くないですよぉ!」と訴えることが出来ます。
『不正クリック』に遭ったことを、こちらからGoogleに報告することで、『アドセンスアカウント』の停止を免れる事ができます。
②SNSの利用方法を見直そう
webサイトやブログのアクセス数を増やすために、『SNS』を利用している人も多いでしょう。
僕も使ってますし、実際にアクセス増の為には『SNS』は必須ですから、使うのがダメだと言ってる訳ではありません。
『SNS』は便利なツールな半面、『危険』な一面も含んでいるということです。
というのも、『アドセンス狩り』は先にも述べた通り、妬みや嫉みといった人の負の感情から発生することが多いです。
うぇーい!Googleアドセンス合格したぜぇええ!(ただの報告)
なんやコイツ?煽られてる気がする。ムカつくからサイト行って広告クリックしまくってアカウント停止してやろ(勘違い)
まぁ、これは極端ですが、こんな流れで理不尽なヘイトを買う場合もあります。
また、『SNS』は顔も名前も知らない人と繋がれるだけでなく、家族や友人など自分のリアルの知り合いとも繋がれるツールです。
アナタが『SNS』で『アドセンス合格』を通知すると、アナタの家族や友人もその事を知れる訳です。
やっとアドセンス合格したよ~(泣)
良かったじゃん!収入増えるようにたくさん広告クリックしてあげるね!
アナタの周りにも、こんな親切な家族や友人がいるかも知れません。
このように、親切心を働かせてくれた知り合いが、知らず知らずに『不正クリック』をしてしまい、『アカウント停止』となる場合もあるのです。
『SNS』で必要以上にサイトを自慢したり、家族や友人にサイトをお知らせするのもやり過ぎないようにしましょうね。
被害に遭う前にやるべき3つの予防策【ハード編】
続いては、『アドセンス狩り』予防、『ハード面』での対策を紹介します。
①「Googleアナリティクス」+「AdSense Integration WP QUADS」で対策
②「Googleアナリティクス」+「AdSense Invalid Click Protector」で対策
『ソフト面』の対策とは違い、こちらはプラグインなどを利用し、『ハード面』から『アドセンス狩り』に対応できます。
『ハード面』からの対策としては『アクセス解析ツール』+『プラグイン』で行います。
『アクセス解析ツール』はなんと言っても『Googleアナリティクス』がオススメです。
『プラグイン』はオススメを2つご紹介しますのでお好みで選んで貰えばOKです。
「Googleアナリティクス」+「AdSense Invalid Click Protector」を利用している方が多いイメージがあります。
①「Googleアナリティクス」を導入しよう
『Googleアドセンス』と『Googleアナリティクス』を連携させましょう。
『Googleアナリティクス』はGoogleが提供するアクセス解析ツールです。
無料で利用することができるツールながら、細かなデータ計測や解析が行えます。
『無効なクリックの連絡フォーム』で『不正クリック』を報告する際、判断材料として正確なデータを求められる場合もあります。
『Googleアナリティクス』を利用し、しっかりデータを集めた上で報告することでGoogleにきちんと対応してもらうことが可能になります。
『Googleアナリティクス』の導入・連携方法は以下の記事を参考にしてください。
②「AdSense Integration WP QUADS」を導入しよう
『AdSense Integration WP QUADS』は、記事内への広告掲載が簡単に出来るプラグインです。
広告を入れるプラグインは数多くありますが、このプラグイン1つで『不正クリック』と『ads.txtファイル』の両方の問題に対策出来るのが一番の特徴です。
自動広告表示機能なども使えるので、使い勝手の良いプラグインになります。
『AdSense Integration WP QUADS』の導入・設定方法はコチラをご参考ください。
③「AdSense Invalid Click Protector」を導入しよう
『AdSense Invalid Click Protector』は、「アドセンス狩り、対策」などで検索すると一番に出てくる有名なプライグインです。
連続クリックをした人への広告配信を一定期間停止してくれたりと、とても便利なプラグインになります。
利用している方も多いので、ネットでも簡単に情報を得ることができるのもうれしい点です。
しかし、モバイル非対応、自動広告非対応となっておりますので注意が必要です。
また、広告挿入の為にショートコードの作成が必要になるので、初期設定には少し手間がかかります。
『AdSense Invalid Click Protector』の導入・設定方法はコチラをご参考ください。
まとめ
いかがだったでしょうか!
絶対に被害に遭わないという方法が無い以上、我々に出来ることは、如何に「アドセンス狩りに遭う確率を下げれるか」です。
しっかりと対策を取っているサイトが被害に遭う可能性は限りなく低いので、サイト運営が軌道に乗る前に対策しておくことをオススメします。
いつ自分が被害に遭うのか分からないからこそ、早めに予防を!!
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
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