【ボヤ記】僕が異世界に転生しても所詮村人B程度だって話

ボヤ記
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寝る前の妄想って楽しいよね

お前の場合は変な妄想だけどな

『異世界転生・無双』

 

漫画のタイトルと言えば、『ドラゴンボール』『ワンピース』『ナルト』の様にシンプルで覚えやすい物というイメージがある。

 

僕が好きな漫画のジャンルに『異世界転生』と言うものがあります。

 

所謂『なろう系』の漫画になるのだかがそのタイトルがまぁ覚えにくい。

 

『〇〇が△△してみたら☆☆だった』みたいな、まるで新入社員の言い訳の様なタイトルが多い。

 

僕は異世界転生・無双系の漫画自体は大好きなので、今回はそれを語りたい。

『何でもアリ』という新しい世界観

まず『異世界転生』というジャンルについてだが。

 

まるっきり言葉の通り受け取って貰えると大体の意味は理解できます。

 

要は主人公が元いた世界とは別の世界に転生することで、物語が始まるジャンルの事を指します。

 

このジャンルの漫画は最近すごく人気があるみたいですね。

 

なぜここまで『異世界転生』の漫画や小説が増えたのでしょうか?

 

その理由を少し考えてみました。

 

漫画の中で創り上げるのが一番難しい物、かつ、これがしっかりしてないと駄作となる物が『世界観』です。

 

歴史漫画なのに、キャラがスマホとか使ってたら意味分からないでしょ?そういう事です。

 

この本来なら一番難しいとされる『世界観』創りを、主人公を『異世界』に行かせることで『何でもアリ』にしてしまえるのがこのジャンルの漫画や小説を増やした要因ではないかと感じてます。

 

簡単に言うと、

 

異世界での出来事なので『何でもアリ』=矛盾を気にしなくていいので書きやすい

 

ってことなんだと思います。

 

本来ならあり得ないような内容でも、『異世界での話ですから』の一言で片付く訳ですから、念密に物語を組み立てておく必要は無いですしね。

 

ワンピースのルフィがスマホ片手に『Siri、明日のグランドラインの天気は?』って言ってたら違和感あるでしょ?

 

でも異世界転生という『何でもアリ』な世界観ならそれがまかり通る訳です。

 

この『世界観』の創りこみが無くて済むので、このジャンルの漫画や小説が増えたのではないかと僕は考える訳です。

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そこに加わる『最強・無双』という要素

では『何でもアリ』で面白い漫画になるのか?という事になるのだが。

 

おそらくそれだけでは漫画には出来たにしても、面白くは無い筈だ。

 

洋食、和食、中華始め、各国の料理をごちゃ混ぜに出す喫茶店があっても人気店にはなれない訳で。

 

『主人公が異世界に→なんやかんやで仲間が出来る→いろいろな問題を解決しながら旅をする→ラスボスを倒す→主人公は異世界で幸せに暮らしましたとさ』

 

に何かエッセンスを足さないと、読んでもらえる漫画にはならないと思うのだ。

 

そこで登場するのが『最強』という要素である。

 

これは『何でもアリ』の世界観ととにかく相性がいい。

 

寝る前に妄想する癖がある人ならわかると思うが、アレをそのまま表現させればいいだけ。

 

かめはめ波が打てて、腕が伸びて、分身出来て、ドラえもん並みの便利グッズも持ってて、頭も顔も良い主人公を作り出せればそれでいい。

 

後はこれに見合う敵を考えて、可愛いヒロインを考える事が出来ればあら不思議。

 

『なろう系漫画』の出来上がりである。

 

つまりコレ系の漫画とは、男子が寝る前に行う妄想と非常に似ている訳であり、僕みたいに常に現実に疲れているヤツとはドハマリしてしまう要素が満載なのだ。

まとめ

ストレスで現実に疲れた人間が多い昨今は、現実逃避できる『異世界転生』系の漫画がウケるのは必然だという訳です。

 

僕が異世界に転生されたらどうなるのだろう。

 

きっと『村人B』と言う役に任命されて、小さな田舎町で安月給で家族の為に働くのだろう。

 

そして退屈な日々を嘆くのだろう・・・

 

アレ?今とあんまり変わらないような・・・もしかして既に僕は『村人B』・・・

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